日焼止めのSPFとPA、紫外線錯乱剤と紫外線吸収剤、ノンケミカルとは?

日焼止めのSPFの数字とPAの++、
数値が高く+が多いほど UV効果が高いのは 何となくわかるのだけど・・・・。

日焼け止めに表示されているSPFとPA、紫外線錯乱剤と紫外線吸収剤、ノンケミカルとは?

紫外線の種類と日焼け止めの選び方

 

最近はUV効果のある化粧下地やファンデーションもあり便利になりましたが 間違った使い方をしていたら 思ったような日焼け止め効果は得られません。

紫外線は 肌老化の65%~80%を占めると言われるほど 美肌の大敵です!

日焼け止めのこと よく理解して しっかりUV対策したいですね!

紫外線のA波とB波

私達の肌に有害とされる紫外線には UVA波とUVB波があります。

 

紫外線A波

紫外線A波は肌の真皮にまで達して コラーゲンやエラスチンを破壊して シワ、タルミを促進します。

A波が一番強くなるのは5月で 一番少ないのが12月ですが それでも5月の半分程度あります。

B波はガラスで遮断することができますが、A波は85%がガラスを透過するので 車の中、家の中にまで入ってきてしまいます。

紫外線B波

紫外線B波は表皮の部分にまでしか到達しないのですが ヒリヒリ赤い炎症を起こし皮膚細胞の遺伝子DNAを傷つけシミ・シワの原因になります。

B波は季節により 変動が激しく 5月頃からだんだんと増え始め 6~8月が最大、春と秋は夏の半分程度、冬には5分の1程度になります。

日焼け止め選びチェックポイント

SPFとPA

日焼け止め化粧品のSPFとPAは紫外線カット効果を示すもので 数値が高いほど 効果も高くなります。

効果が高いほど 肌への負担も大きくなりますので シーンに合わせて使い分けるようにするのが おすすめです。

SPF(紫外線B波をカット)

SPFは肌の表面を赤くヒリヒリする日焼けを起こす 紫外線B波を防御する力のことです。

SPFに付いている数字は 何も塗らない状態と比べ 日焼けを起こすまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安です。

夏に紫外線を浴びた時に 肌が赤く日焼けを起こすまでの時間は約20分と言われます。

例えば表示が SPF30なら その30倍、20分×30=600分(10時間)まで日焼け止め効果が続くという意味です。

SPF30あれば 90%以上の紫外線をカットすることが可能です。

日常の紫外線対策ならSPF15~20ぐらいのものをしっかり塗り 3~4時間毎に塗り直すようにしましょう。

ただし この数値は 皮膚1平方cmに2mg  塗ったときの数値です。

顔全体に塗る場合の規定量は 500円玉くらいの量で 実際塗るとベタベタになるので 実際にはその半分から5分の1程度しか塗っていない人が殆どではないでしょうか。

規定量塗らなければ 期待通りの効果は得られません。

PA(紫外線A波をカット)

肌の奥深くまで入り込み 真皮にダメージを与える紫外線A波を防御する力のことです。

3段階で表示されます。

+はやや効果がある 

++は効果がある 

+++は非常に効果があると言う意味です。

日焼け止めはノンケミカルが良いとは限らない

日焼け止めや 日焼け止め効果のあるファンデーションの表示に よくノンケミカルとか日焼け止め吸収剤フリーなどと 表示されていることがあります。

日焼け止めの成分には 紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があり 紫外線吸収剤が含まれていないものに ノンケミカル、紫外線吸収剤フリーと表示されます。

紫外線吸収剤

紫外線を吸収する科学物質のことで 紫外線を吸収する際に 肌の上で化学変化を起こすので 刺激が強く 肌荒れを起こすことがあります。

ですが 紫外線吸収剤は 紫外線に当たらなければ 化学変化は起こさず肌の負担にはなりません。

紫外線に当たるとすぐに赤くなり 短時間で炎症をおこしてしまう日光過敏症の方は 日差しの強い場所では 紫外線吸収剤配合の日焼け止めを使用したほうが 日焼け止め効果は確実です。

一般に騒がれているほど 悪いものではないようです。

勿論普段使いには 紫外線散乱剤のほうが 肌にはやさしいです。

紫外線散乱剤

肌の上で紫外線を反射させ跳ね返す物質のことで 金属(ミネラル分)や粘土質の粉などが使われます。

かぶれは起こしにくいですが 肌が乾燥することがあります。

肌にやさしい乳液・ミルクタイプを選ぼう

 

日焼け止めは 乳液やミルクタイプのものが低刺激で 肌にはやさしいです。

日焼け止めには 吸収剤や散乱剤を安定化させる シリコーンオイルが配合されていますので落とす時は クレンジングが必要ですが シリコンは皮膚に吸収されたり毛穴を塞ぐなどの心配はない 安全な成分です。

要注意の成分

アルコール・エタノール

使いやすさや 使用感の良さで ローション、スプレー、ジェルタイプなどが人気ですが サラッとしたつけ心地の日焼け止めの殆には エタノールが配合され 刺激があり 肌も乾燥しやすいです。

DPG粘性のアルコール基剤は 敏感肌だと刺激になってしまいます。

オーガニックの植物エキス・精油

オーガニックというと肌にやさしいと思いがちですが 体質により肌への刺激、アレルギーを起こすこともあります。

肌の敏感な方はパッチテストをおすすめします。

季節・シーンによる紫外線量

1年間の日照時間が 年々増加し現在は 10年前に比べ1ヶ月分も増加し それと同時に紫外線量も増えています。

近所への買い物、洗濯物干し、ゴミ出しなど 毎日少しずつ浴びている紫外線のことを生活紫外線というのですが この生活紫外線の蓄積がシミの大きな原因になっています。

毎日少しずつ浴びている紫外線が 体内に蓄積され ある日シミになって現れてきます。

冬や曇の日、雨の日など 暑くも眩しくもないので 日焼けのことを忘れて ついつい油断してしまいます。

薄曇りの日でも 紫外線は晴れの日の60%~80%、大雨の日でも30%もあります。

そして気をつけたいのは 紫外線の反射率です。

雪面は80~90%、水面が20~80%、砂浜で10~20%、コンクリート・芝が数%

日陰にいても 反射した日光で日焼けしてしまうことが あります。

シーン別日焼け止め選びの目安

SPF10 PA++ 家の中・ゴミ出し
SPF30 PA+++ 洗濯物干し・買い物・通勤通学送迎・車の運転・散歩
SPF50 PA++++ 海水浴・プール・海外リゾート・山・高原・アウトドアスポーツ・屋外作業

日焼け止め効果が高いほど 肌への負担も大きくなり 時間が経つと どうしても剥げてしまいます。

SPF、PAの高い日焼け止めや 日焼け止め効果のある ファンデーションをつけていたのに 日焼けしてしまった!そんな経験はありませんか?

効果が高い日焼け止めより SPF30程度の日焼け止めをまめに塗り直すほうが 肌に負担がかからず 日焼け止め効果もアップします。

海や山、日差しの強い場所で過ごす場合は 日焼け止めを兼ねたリキッドファンデーションの上から パウダーファンデーションを叩き 汗をかいたらパウダーファンデーションで化粧直しをまめにするようにすると 日焼け防止になります。

※パウダーファンデーションの粉の粒子が 紫外線を跳ね返し 日焼け止め効果を発揮してくれます。

日焼け止め以外の紫外線対策

 

  • 日陰に入る
  • 日傘をさす
  • つばの広い帽子を被る
  • 目の詰まった黒い色の衣服を着る
  • スカーフを巻く
  • サングラスをかける

帽子のつばの広さが7cmあれば約60%の紫外線をカットでき 日傘は一般的なものでも90~95%の紫外線をカット出来ると言われています。

50代60代、一度日焼けしてしまうと もとに戻すのは大変です。

買い物やゴミ出しなど ついつい油断しがちですが 紫外線はいつも降り注いでいるのを 忘れないようにしましょう!

 

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